創作好きな、子どもの拠点を開始して。

2024年04月13日

新しく始めた、工房に通っている最近の子ども達は、どうやら、大人がしている事が、やりたいようです。だから、子どもの要望に応じて、難しいことも、やらせてあげてもいます。そこで、簡単なDIYも、視野にいれていたところ・・・。

6年生の女の子
6年生の女の子

私もDIYをやっているので、建築で出た端材を多少、持っています。

なので、もう工房に変更したので、氣兼ね無しに、DIYも試験的に取り入れようと思っていました。

そこで、ちょうど6年生の女の子(上の写真↑)が、

「段ボールで引き出し付きの棚を作りたい。」と言ってきたので、

私が「木で作ってみない?」と提案したら、やりたいと言ったので、作ることになりました。


端材なので、木の質も様々。

年輪の密度がある固い木もあります。また、柔らかめの切りやすい木もあります。

メジャーで、はかるところから始まって、木の幅と木の厚みも計算に入れて、ノコギリで木を切断します。

この子は、ノコギリを使ったことが無い初心者の生徒さんですが、コツを掴むと、キレイに切断できて、あれよあれよと木を切りました。

私なんか、最初の頃は、ノコギリの使い方が、ぎこちなくて慣れるまでに時間が掛かっていたけど、

今回のことで、難しいことでも、意外にも意外、子どもの飲み込みは、早いことに氣づきました。


そして、サンドペーパーで切断面と角を磨いてから、今度は、電動工具の使い方を

ビットやドリルの設置や外し方、スイッチのON,OFで、氣をつけることや、

ビスの右回転と左回転で、ビスを抜くときは、左回転なので、

他の木を使って練習させてあげました。

本人は、必死で、目が真剣でした。

今は、組み立て始めた段階なので、まだ完成していませんが、できあがりが樂しみです。😊


それと、新1年生と新2年生の男の子にも、「ノコギリで木を切ってサイコロを作ってみる?」と提案したら、ノコギリを使わせてくれるところに興味をもって、やりたいと言ってきた。


そこで、女の子と男の子の思考は、違ってて、

最初の一歩は、男の子は、『なんだか、ノコギリ使えるのは、カッコイイ!』から始めるのだなぁと思いました。


ところが、どっこい!

切断面が、4.5×4.5センチの厚みのある角材でしたので、汗だくです。

ノコギリの力の加減を掴むまでは、何回も引っかかってしまうので、

途中までは、一緒に持ってノコギリを引いたのですが、慣れてきてからは、ゴシゴシと、時間を掛けて、優しく引けるようになっていました。


そして、最後に、木が切れる瞬間が、爽快だったようで、汗びっしょりになって、慌てて、扇風機に当たりに行ってましたよ。😊

この木が切れる瞬間は、『男のロマン』のようですね。

その後、自分で、木をサンドペーパーで、キレイに磨いて、アクリル絵の具で塗装し、サイコロが完成です。

おまけに、算数の勉強もしました。天面と底面を合わせると、7になるので、

自分で考えて計算して書いていました。😊


そんなこんなで、他の子達も、手芸の方が、慣れてくると、難しいのをしたくなるようで、最近は、ファスナー付けをしたがる子が、出てきました。↓


また、編み物も、円も編めるようになって、編みぐるみも、できるようになってきた子もいます。↓

小3の女の子の作品
小3の女の子の作品

子どもといえども、

もう、惜しみなく、やってみたいことを伝授してあげたほうが、何でも、上手くいくのが早い氣がします。

この年齢だから、このカリキュラムだと決めつけずに、意欲的に學びたければ、どんどん、やらせてあげた方がいいと思います。

そして、子どもができるようになれば、早い段階から、若い即戦力になるので、国力も大いに上がると思いますよ。😊


向上心の、次々のアイデアはつきません。😊

そして、他にも、小さい子から、中学生まで、できる織物も、準備しています。

さっそく、簡単な編み機を ひのきが休みの間に、手作りしました。↓

これで、初めての織物体験をさせてあげようと思います。


そして、今度の私の目標は、布ぞうり用の編み機を手作りすることです。

そしたら、子ども達にも、自分の布ぞうり作りを経験させてあげることができる。😊

そう考えると、なんだか、樂しくなってきました。


もちろん、工作や絵、粘土も、今まで通り、やっていますよ。

絵については、主に日本画のトーンに近い、透明水彩を基本に、お皿の上で、混色して、自分で色を作りながら、色塗りするという方法で、行ってますし、コンテも削って、指で塗る方法をとっています。

なので、ひのきでは、全面的に、優しい色使いの仕上がりです。

ポスターカラーやアクリル絵の具も、絵の性質によって使用しています。


そして、DIYと平行して、看板のようなアートボードのデザインも、絵の好きな子に、体験させてあげたいですね。

工学系の仕組み工作においては、得意なスタッフさんが、かっての復刻版の見本を製作中です。

こんな感じで、私達も樂しみながら、子ども達と共に、上を向いて進んでおりますので、これからも、よろしくお願い申し上げます。


ほんとうに、最近の子は、自分でしたいし、難しそうなことにも興味新々。

なので、吸収率のチャンス。

成長が、樂もしいです。


今日は、この辺で。

本日もおばあさんのつぶやきブログを読んでくださりありがとうございました。

それではまたね!

<穏やかな天候が、続くと良いですね。>